前回の記事で危惧した通り、韓国の第一次ラウンドの敗退が決まってしまった。

さらば、韓国。

2勝1敗で3チームが並んだが、大会規定〈2〉のTQBにより敗退が決まった。1位は台湾で「プラス0・24」、2位はオランダで「0」、3位は韓国の「マイナス0・24」。2日のオランダ戦での0―5の敗戦が最後まで尾を引いた事になる。この試合、6点差を付けて勝たなければならなかった。それが2次Rに進出の条件だったが、焦って憤死するパターンが相次いだ。

敗因は、ズバリ、シーズン優先の調整だ。

金メダルに輝いた北京五輪やWBCなどの活躍ぶりで、韓国のプロ野球人気が増えた。もともと韓国にプロ野球は無く、そういう意味では喜ばしい事だったはず。しかし、母国で人気があるところで活躍したいというのが選手の本音だろう。それにより、選手は代表よりもシーズンを優先して調整するようになった

これは一概に韓国だけのものではなくて、日本でもそうだし、メジャーリーグでもそうだろう。今回ヤンキースのイチローや黒田をはじめ、ダルビッシュ、青木、上原もすべてメジャーを優先し、WBCを辞退した。

また、この韓国敗退のニュースはある事実を印象づけた

日本がメジャー組を抜きにしたオール国内組で2勝しているのに対し、韓国は敗退している。つまりこれは韓国の国内リーグのレベルが、日本の国内リーグのレベルの差に達していない事を示している。もちろん、韓国が対戦したオランダ、チャイニーズタイペイ、オーストラリアとの直接対決をふまえないと分からないが、現段階ではそういわれても仕方ないだろう。

当サイトの韓国戦力分析のとおり、昨季のパ・リーグ打点王の李大浩(オリックス)、かつて巨人などで活躍した李承ヨプ、元ロッテの金泰均など豊富な打撃陣を揃えてこの結果だ。

早くから台湾で合宿を行ってもいたので言い訳はできない。

韓国、さらば。

【動画】2013 WBC 韓国×台湾 試合ハイライト 韓国1次ラウンド敗退決定